場違いな?ブログですが、ロシアについて思うこと

最近、本屋で見かけて突然買ってしまいました。

はなひまわりのブログとしては、場違いであることを承知で今回は書いてみました。

ロシアのウクライナ侵攻、過去の歴史の教訓を踏まえて、この21世紀にようやく根付いた民主主義の時代にあって、まだ第二次世界大戦時代以前の時代にさかのぼるような蛮行。

あまりの理不尽さを感じ、どのように理解していいか、思いあぐねている最中、ふらりと寄った本屋にウクライナ・ロシア特集本棚があり、そこに並んでいて興味を惹かれ、写真の本を思わず購入しました。

司馬遼太郎の本です。一気に読みました。

はるか昔の中世以来、ユーラシア大陸では、陸続きの地理的条件もあって、島国の日本では考えられませんが、異民族との侵略・征服争いに終始していた歴史があるのですね。再認識しました。

ロシアも、11~13世紀以降、東方からのモンゴル遊牧民族の侵攻により、服従・征服の歴史を受け続け、ようやく、16世紀以降、遊牧民族支配から脱出したとのこと。

その後、帝政ロシアとして、第1次世界大戦頃まで、今度はウラル山脈以東、シベリアを武力で征服し続けて、日本の江戸末期ようやく太平洋に到達し、今のロシアの版図ができあがったとのこと、改めて理解しました。

ロシアの存立基盤は、歴史の試練を得た結果、最終的に武力ということに落ち着いて、日本にあっては理解が容易ではないロシアという国の原形が述べられていました。

はたと膝を打ちつつ、歴史をキチンと理解する重要性、日本の特異な地政学上の条件、そして、この蛮行を許すわけにはいかない、との思いを新たにした読後の感想でした。 

皆様は、このロシアのウクライナ侵攻、どのように感じているのでしょうか?

興味深い本です。

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